NHKのど自慢で歌った昭和歌謡

15年ほどまえに初めてNHKのど自慢の予選会に出ました時にうたったのが近江俊郎

んの湯の町エレジーでした 予選会ですので250人ほどの人が本選目指して得意の

歌をうたっていましたが皆さん今のはやりの歌ばかりでした 80歳ぐらいの人が氷川

きよしさを歌ったりして楽しい雰囲気でしたが私だけが昭和の懐メロだったので少し恥

ずかしい思いがありましたが自分ではうまく歌えたと思いました 歌っているときステ

ージの一番前あたりに老人介護施設の方々が20人ほどいましたが歌い終わってステー

ジから降りたとき皆さん喜んで拍手してくださいました「にいちゃんよかったわ」と言

って手を振ってくださいました 緊張はしたけどその時の介護施設の人達のあの笑顔は

今でも忘れません 残念ながら予選落ちしましたがそれから7年連続で予選落ちしまし

た 湯の町エレジーに始まり大阪しぐれ・別れの一本杉・山のつりはし・上を向いて歩

こう・長崎の女・矢切のわたしと昭和の懐メロばかりでしたが本選には出ることができ

ませんでしたしかしステージで大勢の人の前で歌ったあのなんとも言えない充実感は今

でも忘れません。